《復興支援》中田一於 淡青釉裏銀彩花文花器

価格: ¥275,000 (税込)
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こちらは令和6年能登半島地震復興支援プロジェクト商品です。

この度の令和6年能登半島地震において、石川県の能登地方を中心に甚大な被害が出ています。
被災された輪島塗、珠洲焼や九谷焼の作家さん・職人さんなどから作品を預かり、当サイト「かぶらきでしか買えない | 九谷焼」にて販売いたします。

【釉裏金彩(ゆうりきんさい)】
釉裏金彩は、昭和30年代に金沢の陶芸家・竹田有恒氏により考案された比較的新しい技法です。
金箔を貼った上に透明な釉薬をかけて封じ込めるため輝きを失うことがなく、また、厚みの異なる金箔を使い分けたり、切り方を変えたりと、工夫次第で多様な表現が可能となります。
金箔の扱いや焼成温度など様々な作家の手により研究が重ねられ、現在は九谷焼を代表する技法のひとつになりつつあります。
金箔の代わりに銀箔を使用する「釉裏銀彩」もあります。

サイズ径160mm 高さ280mm
木箱
素材磁器
注意事項 ・手仕事のため、一点一点の模様やサイズに若干の差異がございます。
・お客様のモニター環境により、商品の色味の見え方が異なる場合がございます。
・食洗機、乾燥機、電子レンジの使用はできません。
・高台(ハマ)部分には釉薬を施していないため、擦傷にご注意ください




今回、220年以上続く九谷焼の商家として、石川県の伝統工芸を守り、作家さん・職人さんの生活や仕事を守るという使命の元、被災された方々の作品を販売する特設ページをオープンいたしました。

金沢にある当舗でも、一部作品が破損するなどの被害が出ましたが、幸いにもお客さまやスタッフに怪我もなく、無事に営業を続けることが出来ております。しかし小松市や能美市では、より大きな被害を受けた窯元や職人さんも多く、業界全体の被害状況は未だ把握しきれていない状況にあります。当舗でも情報収集に努めているところです。

今はまだ、伝統工芸を支援するのは時期尚早というお声もいただくことになるかと思います。しかし今動かなければ、石川の伝統工芸は間違いなく衰退の一途を辿ることになります。ライフラインが復旧した後、廃業することなくスムーズに日常生活に戻ることができるよう支援することが、当舗にできる最大限の復興支援であると考えています。
当舗は九谷焼を守ることはもちろん、石川で育まれてきた誇り高き伝統工芸を絶やさないために、“オール石川”となって今できることから始めていきます。

現在、まずは可能な範囲で九谷焼の職人の元を回り、丹精込めてつくられた作品を集めており、特設ページへ順次掲載予定となっております。
皆さまがご購入いただきやすいよう、食器などのセットを定価で販売いたします。

また同時進行で、珠洲や輪島の職人さんとの連携を進めています。現在、輪島市・珠洲市の若手を中心とした有志に声をかけ、無事な輪島塗・珠洲焼を整理し、金沢へ避難させる手配を進めております。今は無事な作品も、今後の余震により被害が広がらないとも限りません。できるだけ速やかに進めていきます。
準備が整い次第、順次販売を開始いたしますので、また当サイトの特設ページをご確認いただけますと幸いです。

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