七宝の一部を新たに配置したオリジナルの紋様です。
七宝はずっと繋げて描くことができることから「永遠」など縁起のいいデザインでもあります。
永く良い事や人との関係が続くようにと願いを込めました。
【赤絵細描(あかえさいびょう)画風】
赤絵細描画風は、九谷焼の中でも特に人気の高い画風のひとつです。
赤で緻密に人物や花鳥を描き、周りを小紋で埋め尽くして金彩を加えるのが伝統的な画風ですが、近年は新進の作家によるモダンな解釈の作品も出てきています。
元々は吉田屋窯から引き継いだ宮本屋窯(1832~1859)で作られた様式で、主工の飯田屋八郎右衛門が独特の赤絵細描画風を確立させたことから「八郎手」「飯田屋」とも呼ばれます。
サイズ | 大:径120mm 高さ59mm 小:径111mm 高さ56mm |
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箱 | 紙箱 |
素材 | 磁器 |
注意事項 |
・こちらの商品は実店舗でも販売いたしており、「在庫あり」の場合でも 品切れになっていることがございます。予めご了承ください。 ・手仕事のため、一点一点の模様やサイズに若干の差異がございます。 また、土や釉薬に含まれる鉄分が黒っぽい点(鉄粉)として見える場合がございます。 ・お客様のモニター環境により、商品の色味の見え方が異なる場合がございます。 ・食洗機、乾燥機、電子レンジの使用はできません。 ・高台(ハマ)部分には釉薬を施していないため、擦傷にご注意ください。 |
太田恵利香氏
九谷焼の伝統技法である赤絵細描に魅せられて、京都から金沢の地にやってきました。
伝統を活かしつつ、自分ならではの表現ができるよう、日々精進しております。
伝統を活かしつつ、自分ならではの表現ができるよう、日々精進しております。
小紋などの古典を礎としながらも、花や生き物、曼陀羅に着想を得た幾何学文などの独自解釈を加えた作風に磨きをかけ、新世代の赤絵細描作家として注目されています。
陶暦
- 2016年
- 京都精華大学芸術学部陶芸コース 卒業
- 2017年
- 京都府立陶工高等技術専門学校 図案科 卒業
- 2020年
- 第43回伝統九谷焼工芸展 能美ロータリークラブ新人賞
- 2021年
- 第44回伝統九谷焼工芸展 連合会理事長賞
- 2022年
- 第45回伝統九谷焼工芸展 技術賞
- 2023年
- 第46回伝統九谷焼工芸展 北國新聞社賞