赤絵細描の技による独自の世界観が魅力の作家、梅村めぐみ氏による絵付けの盃。
赤絵細描で磨いた技を現代様式のデザインに落とし込んだ、氏の作品の魅力を存分に味わえる逸品です。
砂漠の中を隊列を組んで歩いていくキャラバン(隊商)をあしらい、普段の食事から特別なシーンまで様々な場面でお使い頂けるように、すっきりしたデザインとなっています。
【古九谷写し(こくたにうつし)画風】
古九谷写し画風は、その名の通り、古九谷(1655~1710頃)で描かれた絵柄や画風に倣った様式です。
花鳥風月、山水、人物などを大胆な構図で描いたものが多く、青(緑)・黄・赤・紫・紺青の五彩を使った「五彩手」、赤を使わない「青手」、中国・景徳鎮の染付磁器に影響を受けた「祥瑞手」などが有名です。
基本に忠実に描いたものから現代的な感覚をミックスしたものまで、その見せ方は一様ではなく、その違いに注目するのも楽しみ方のひとつです。
【鏑木 盃(KABURAKI SAKAZUKI)】
日本酒のお米に由来する「旨み」を引き出すことに特化したオリジナルの盃です。
旨みを引き立てながらも、程よい酸味が味を引き締めることで、くどさのない充実した味わいをお楽しみいただけます。
冷酒から熱燗まであらゆるタイプにマッチし、お酒だけでなく、お茶や料理の味見にもオススメです。
芳醇な旨みと香りを心ゆくまでご堪能いただけます。
サイズ | 口径84mm 高さ38mm |
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箱 | 化粧箱 |
素材 | 磁器 |
注意事項 |
・こちらの商品は実店舗でも販売しているため、「在庫あり」の場合でも品切れとなっている場合がございます。予めご了承ください。 ・手仕事のため、一点一点の模様やサイズに若干の差異がございます。 ・お客様のモニター環境により、商品の色味の見え方が異なる場合がございます。 ・食洗機、電子レンジの使用はできません。 ・高台(ハマ)部分には釉薬を施していないため、擦傷にご注意ください。 |
梅村めぐみ氏
赤絵細描の技法を取り入れつつ、普段使いや特別な日にも使っていただけるようなデザインを目指して絵付けをしています。
赤絵細描の技を現代生活に調和した作品に落とし込む新鋭の作家。精緻な筆致から生み出される小紋、どこか愛嬌のある絵、そして書と赤絵細描が融合した作品は九谷に新たな風を吹き込みます。
陶暦
- 京都府立陶工高等技術専門校 図案科 卒業
- 2016年
- 全日本高校・大学書道展優秀賞
- 2021年
- 全日本高校・大学書道展展賞
- 2023年
- 第46回伝統九谷焼工芸展 能美ロータリークラブ新人賞