こちらは作家による「1点もの」でございます。
実店舗でも販売しており、場合によりましては商品のご用意が難しい場合がございます。
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『五月待つ 花橘の香をかげば 昔の人の袖の香ぞする』
訳:五月を待って咲き始めた橘の花の香りをかぐと、昔親しかったあの人の袖の香りがした。(古今和歌集139)
橘の花を詠んだ和歌を題材に制作した香合です。ふと懐かしい香りが漂うような、雅な作品でございます。
【赤絵細描(あかえさいびょう)画風】
赤絵細描画風は、九谷焼の中でも特に人気の高い画風のひとつです。
赤で緻密に人物や花鳥を描き、周りを小紋で埋め尽くして金彩を加えるのが伝統的な画風ですが、
近年は新進の作家によるモダンな解釈の作品も出てきています。
元々は吉田屋窯から引き継いだ宮本屋窯(1832~1859)で作られた様式で、主工の飯田屋八郎右衛門が独特の赤絵細描画風を確立させたことから「八郎手」「飯田屋」とも呼ばれます。
サイズ | 径70mm 高さ36mm |
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箱 | 木箱 |
素材 | 磁器 |
注意事項 |
・お客様のモニター環境により、商品の色味の見え方が異なる場合がございます。 ・食洗機、乾燥機、電子レンジの使用はできません。 ・高台(ハマ)部分には釉薬を施していないため、擦傷にご注意ください。 |
梅村めぐみ氏
赤絵細描の技法を取り入れつつ、普段使いや特別な日にも使っていただけるようなデザインを目指して絵付けをしています。
赤絵細描の技を現代生活に調和した作品に落とし込む新鋭の作家。精緻な筆致から生み出される小紋、どこか愛嬌のある絵、そして書と赤絵細描が融合した作品は九谷に新たな風を吹き込みます。
陶暦
- 京都府立陶工高等技術専門校 図案科 卒業
- 2016年
- 全日本高校・大学書道展優秀賞
- 2021年
- 全日本高校・大学書道展展賞
- 2023年
- 第46回伝統九谷焼工芸展 能美ロータリークラブ新人賞